七十二人の集いは、私（イエズス会ブラザー）がひきこもり経験者として始めた教会活動、当事者団体です。

もう３０年前のことですが、二十歳の時にひきこもり４年近く過ごしました。その時の経験は忘れられないし、今の自分にとっても大切なことです。
ひきもっていた頃両親家族を困らせたことを振り返り、初めは「ひきこもりの親」のために、次ぎに「ひきこもり本人」や支援者のために何かしたいと思うようになりました。>>支援を始めた経緯

１９８０年代の初め、ひきこもり明けの頃、「社会的ひきこもり」という言葉が分かって貰えず、どのように話したらいいのか分からなくて困った。このことをこれまで省みることなく過ごしていたことを悔やむ気持ちになりました。
ルカ福音書１０章に記されている七十二人の弟子たちの派遣の出来事に感じるところがあり団体の名称とし、２０１０年１２月２６日聖家族の祝日、イエズス会駒場修道院の使徒職として発足しました。
代表　Br.沖下昌寛SJ